胃内視鏡検査
胃内視鏡検査（胃カメラ）
当院の内視鏡検査の特徴
１．経験豊富な医師
当院では年間１２００症例以上も検査を行う経験豊富な医師が検査を行います。
２．高精度な検査
最新スコープを使用し、高精度な検査を実施。
３．苦痛の軽減
極細径内視鏡を使用した違和感、苦痛の少ない内視鏡検査の実現。
不安のある方や以前の検査で苦痛の強かった方には鎮痛剤・安定剤を使用する場合もあります。
４．治療
当院では内視鏡治療にも力を入れており、早期胃がんに対してはＥＳＤ（内視鏡的粘膜下層剥離
術）も行っております。
また、内視鏡的治療の適応にならない症例に対しては、開腹下での外科手術も多数実績を重ねて
おります。
当院の内視鏡システム：オリンパス ＥＶＩＳ ＬＵＣＥＲＡ ＥＬＩＴＥ
検査について
先端に高性能カメラがついた細いチューブを口から挿入して、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
バリウム検査に比べ、より確実性のある検査です。
当院の上部内視鏡：オリンパス ＧＩＦ－ＨＱ２９０
検査の流れ
１．受診
外来で検査が必要とされた場合、医師より検査についての説明があります。
２．検査前日
午後８時以降は何も食べないでください。水分（水・お茶）は飲まれてもかまいません。
３．検査当日
朝食は摂らずにご来院ください。
４．検査前の準備
胃の中をきれいにするお薬を飲んでいただきます。また、喉にスプレーで麻酔をします。
５．検査
検査時間は５～１０分程度です。
必要に応じて詳しく調べるために色素を散布したり組織検査を行う場合もあります。
※組織検査…粘膜組織を一部採取し、顕微鏡で詳しく調べる検査です。
６．検査後
結果を説明します。
鎮静剤を使用した場合は、１～２時間程度休んでいただいてから帰宅していただきます。
組織検査を行った場合は、約７～１０日後に結果を説明します。
水分・食事は２時間後から摂取していただいてかまいません。
組織検査を行った場合、当日はアルコールや刺激物は避けてください。
費用
負担割合 | 費用 |
３割の方 | ５，０００円程度（初診料＋胃カメラ） |
２割の方 | ３，０００円程度（初診料＋胃カメラ） |
１割の方 | ２，０００円程度（初診料＋胃カメラ） |
※上記の金額はおよその金額になります。
※組織検査、ピロリ菌検査を行った場合、上記に加え２，０００円～６，０００円程度別途負担が生じます。
症例数
症例数／件数 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | |
| 胃ｶﾒﾗ | 784 | 688 | 644 | 730 | 673 | 833 | 603 | 615 | 594 | 669 | 496 |
| ERCP | 34 | 15 | 24 | 28 | 25 | 20 | 15 | 13 | 10 | 15 | 11 |
| ESD | 4 | 3 | 4 | 8 | 9 | 11 | 2 | 4 | 8 | 3 | 3 |
| 胃がん 手術 | 8 | 7 | 11 | 8 | 8 | 8 | 4 | 5 | 3 | 6 | 4 |
※ＥＲＣＰ…内視鏡（カメラ）を使って胆道（胆嚢や胆管）・膵管（膵臓の管）に造影剤を注入し、これらの管の状態をレントゲンで見る検査です。
※ＥＳＤ…早期がんの中でもさらに早期の病変に対して、胃カメラで消化管の内腔から粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離し、病変を一括切除する治療法です。
ＥＳＤ