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消化管造影剤の代替薬剤使用に関する包括同意について

2026-07-31
消化管造影剤『ガストログラフィン』の代替薬剤『イオパミロン』使用に関する包括同意について

当院では、消化管疾患の検査などに医師が必要と判断した場合、ヨード系の消化管造影剤『ガストログラフィン』を使用してきました。これは国内で薬事承認され、最も消化管造影に使用されることが多い薬剤です。しかし、現在、『ガストログラフィン』の国内供給がほぼ停止した状態となっており、全国の病院で問題となっています。

これに対応するため、全国の多くの病院での対応に習い、当院でも代替薬剤としてヨード系の造影剤である『イオパミロン』を消化管造影検査に使用することになりました。

 

『イオパミロン』は血管造影CT 検査などで薬事承認を受けていますが、消化管造影検査における使用については国内添付文書上の効能・効果に含まれておらず、適応外使用に該当します。ただし、海外では『ガストログラフィン』と同様の消化管造影検査にも適応が承認されており、安全性・有効性に問題ないことが確認されております。


『イオパミロン』を用いた消化管造影検査でも、『ガストログラフィン』での検査と同じヨード濃度の製品を使用します。また、費用負担も通常の保険診療と同じです。この検査による副作用が生じた場合も保険診療になります。

なお、適応外使用では、国の副作用被害救済制度(国が副作用と認定した場合、その治療費を国が支払う制度)の対象とならない可能性がありますが、適応のある代替薬がありませんので、ご理解下さい。

 

また、この検査は消化管穿孔など緊急を要する疾患が疑われた場合に実施することが少なくありませんので、患者様お一人ずつに事前に書面で同意をいただく代わりに、全国の病院での対応に習い、ホームページ上で一括して情報を公開する方法をとらせていただいております。

 

何卒、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

2026.7.31 医療法人 里仁会 北岡病院